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特集

名店・名宿
2013/11/01掲載
日本の美と技を結集した木造建築「東海館」(静岡県伊東市)

 

東海館玄関

東海館玄関内側東海館階段



東海館は木材商を営む稲葉安太郎氏が昭和3年に建てた温泉旅館です。伊東市内の松川沿いにたたずみ、木造3階建て・望楼付きの外観は、空に優雅なシルエットを描きながら、威厳を示している。玄関には社寺建築に見られる重厚な唐破風屋根があり、鶴や朝日をモチーフにした精巧な彫刻にも目を奪われます。
館内は全国から集めたヒノキ、スギ、ケヤキ、ビャクシン、エンジュ、などの銘木をふんだんにあしらい、木と暮らしてきた日本人の価値観や美意識を色濃く表現。各階は3人の棟梁がそれぞれ競い合いながら造り上げ、廊下の飾り窓といった細部にまで行き届いた職人の技や凝った意匠も見ごたえがあります。特に書院障子のデザインには昭和初期とは思えないモダンな感性が息づいています。それらの美しさは日本建築の集大成と言っても過言ではなく、文化的な価値も高く是非ご覧になっていただきたい観光名所のひとつとなっております。もう一つ玄関を入ったらすぐ目の前に中庭があるのですが、そこに亀と蛙がいるのですが、昔は鶴もいたそうです。鶴は千年、亀は万年といい縁起のいい動物です、その中になぜ蛙の置物がいるかというと、当時宿泊客に無事に帰れますようにと置いてあるそうです。(帰ると蛙をかけていたみたいですよ)亀の甲羅は伊豆石の大きな岩です頭がどちらを向いているか皆様目を凝らして見てください。大体の方は蛙が頭だと思われるようです。皆様のお楽しみここまでとして、頭がどこなのか探して見てください。



東海館 中庭



東海館は平成9年に旅館としての歴史にピリオドを打ち、現在は伊東市指定文化財となり観光・文化施設東海館として運営をしています。館内は旅館当時の趣のまま保存され、見学コースとなっている廊下、階段、客室、大広間、望楼などを見ることで、絢爛な時代の空気に浸ることができる。なかでも120畳の大広間に足を踏み入れると、住時の宴が聞こえてきそうだ。現在は耐震工事により120畳の真ん中部分に区切りがあるが当時は区切りがなくそのまま吹き抜けの120畳です。その中でも大広間にある、えんじゅと黒檀の変木は目を見張るものはあります。他にも1階から3階へ突き抜けている1本の柱がありますのでこれを探して見るのも楽しみ方の一つかもしれません。
建物の一部には修復の手が入り、さらに老朽化した躰体を支えるために耐震工事も施されている。しかし可能な限り原形をとどめて保存しようとする姿勢は、市民や観光客から高い評価を得ているとともに、文化財保護の在り方も示しています。



東海館湯め灯篭



☆東海館

静岡県伊東市東松原町12-10
電話 0557-36-2004
・開館時間 9:00~21:00
・休館日 毎月第3火曜日
・入館料 大人200円・子人100円
アクセス
・伊東駅より徒歩約7分
・沼津ICから南東に約50km(約90分)

 

 

お問い合わせ 03-3265-3933

 

一般社団法人 静岡県人会

〒102-0093
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