ふじのくに交流会 於京王プラザホテル

「今年は秋がなかった。」と巷で呟かれるなか、ささやかにも秋の陽を垣間見た一日、11月21日夕から、今年は、新宿の京王プラザホテルにおいて、“ふじのくに交流会”が催された。

第一部、常に変わらず活気あふれる川勝県知事の県政報告で始まった。平成22年にたてられた10年後の静岡県のあるべき姿の総合計画の仕上げの期が近い。我が県の多くの自然資源群、トップクラスの人的資源群は、日本のあるべき姿とも言える。医療・製薬・化粧品など成長産業をつくる、水力・太陽光利用エネルギーをつくる，安全な廃炉の技術を進める。食品産業、ロボット産業の振興、内陸フロンティアの開発、生んでよし育ててよしの地とする等々が熱く語られた。さらに、来年末までには、スポーツ人口を増やす、農産物・海産物に機能性を付加して販売する、地域外交（モンゴル、台湾、中国浙江省、韓国など）をさらに活性化すると語る。

続いて、「一般社団法人ふじのくにづくりセンター」理事長の矢野弘典氏により「経済人の地域外交～モンゴル・インドを中心に～」と題した講演が行われた。会社員時代、特に中日本高速道路株式会社会長時代におけるご自身の経験、国際関係学んだという人間関係の機微について、心ある人づくりにつて、ひいては富国有徳の県づくりに繋が多くのお話しをお聴きした。

第二部は、370余名の参加の盛会、当会副会長渡邊順彦氏の乾杯に続き、参加の各国大使の方々および国会議院議員の紹介があり、県産食材料理コーナーとホテル料理に舌鼓を打ち・味わいつつ、出展ブースを見学、様々な情報を収得した。当会も、会の宣伝に務め、年末開催の「富士山女子駅伝・全国大学選抜女子駅伝競争」“静岡県選抜チーム”の応援を募った。
県知事を初めとする県関係者に送られて、帰途についた。

(記録：中村アツコ)

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