本年第2回目の愛好会は11月18日（水）「吉例顔見世大歌舞伎・夜の部」の観劇を行いました。

今回は十一世市川團十郎五十年祭として行われ、市川海老蔵の長男「堀越勧玄（2歳）の初お目見得」が行われるとあって連日の大満員でした。

席の確保が難しい中、花道脇正面の2，3，4列で20席を確保できたのでホームページで募集しました。
さらにあと追加で二階の桟敷席で2席がとれましたので全部で22名の観劇となりました。

夜の部は終わるのがかなり遅くなるので、当日は開演前に希望者のみが歌舞伎座内の喫茶店に集合し懇談しました。
食事は休憩時間が短いので、各自持参の弁当を客席でいただきました。

出しものは
1．江戸花成田面影
2．元禄忠臣蔵　仙石屋敷
3．歌舞伎十八番の内　勧進帳
4．河内山　松江邸広間より玄関先まで

本公演には人気役者である仁左衛門、幸四郎、海老蔵（團十郎の孫）を中心に市川宗家ゆかりの役者が勢ぞろいしました。　
特に勧進帳は幸四郎（團十郎の甥）のあたり芸であり、大向こうから多くの掛け声がかかり、華やかな追善興業となりました。

歌舞伎鑑賞愛好会は演目を選んで実施しております。
親しみ易い若手歌舞伎、歌舞伎勉強会的な催しにも幅を広げる事も考えております。
不定期となりますがホームページでお知らせします。歌舞伎入門にもぜひご参加ください。

写真は県人会でとってもらった花道脇正面の2，3，4列付近と緞帳の富士山を2階桟敷席からです。