
会長 新年挨拶
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
常日頃から、県人会活動にご協力いただきまして誠に有難うございます。特に、昨春の120周年記念行事開催に際しましては、多大なご協力のもと、盛大な祝賀会が挙行できました。
本年は、一般社団法人化3年目の年を迎えますが、昨年より組織の改革を行い活性化に向けての取り組みを進めております。新しい趣向の青年層会員に向けた講演会、女性会員増強をめざす女子会などの交流会、役員懇談会など数々の活動を行っております。ホームページの効果で若年層の入会も増えております。各種愛好会活動も活発です。各種行事にこぞって参加下さり、お楽しみいただくと同時に気付いた点などご教示いただければ幸いです。
世情に目を向けますと、昨年に引き続き、日本人2名のノーベ賞受賞、ラグビーワールドカップ戦での歴史的快挙、北陸新幹線の開業、韮山反射炉の世界産業遺産登録等々明るいニュースの一方で、火山活動の活発化、風水害、観測史上記録的酷暑、自然のエネルギーに脅威を感じ、心痛むことが数々とあった羊年でした。海外各国でのテロや難民の状況も心穏やかではいられません。
さて、今年の干支は丙申(ひのえさる)です。賢い申に負けず、賢人の知恵と行動で,良い方向に進んで行ってほしいものです。丙は、陰陽五行説では陽の火をあらわし、丙の字は、脚が張り出た台から、芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態の意味とのことです。自然界では、明るく万物全てに分け隔てなく光や熱を与えて輝く陽・太陽に例えられます。
太陽の恵みが、会員諸兄と我が県人会にも降り注ぐであろうことを願ってやみません。
新年にあたり、会員の皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
一般社団法人 静岡県人会 会長 川合正矩

理事長 新年挨拶
一般社団法人静岡県人会会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
静岡県出身あるいは静岡県に縁のある個人あるいは法人が会員となり、会員相互の親睦と福利厚生を図り、静岡県の発展に寄与するという目的を持って、静岡県人会は120年の長きにわたって活動を続けてきました。これも全て、諸先輩の方々のご尽力の賜物であるとともに、この歴史と伝統を守っていく必要があると、我々に認識させてくれます。
今年度は郷里を基盤とした交わりの希薄化という課題に立ち向かうため、会員の皆様の声を聞きながら、会員間の親密度を強めるための交流の機会を増やすことを図っています。一般社団法人静岡県人会の今後の活動の方向性を定め、その実現に必要な方策、組織体制の確立を目指していますが、相談役や顧問の方々の見識・経験を県人会活動に活かしていくための懇談会の開催、若手会員の方々の意見に基づいて彼らが中心となって行った「ふじのくに講演会」の開催、静岡県人会会員の「ふじのくに静岡大使」の方々の懇談会の開催、女子会の開始に向けた懇談会の開催など、従来の活動に加えた幾つかの試みを行っています。又、ホームページの体裁も静岡県人会の活動中心に改定しています。各年代の会員の中で、活動の中心となっていただける方々をより多くすることによって、様々な活動の継続性・多様性を確保することが課題ですが、その方向に向けた一歩を踏み出しています。さらに今年度中には、財政基盤の強化に必須の会員増強のための戦略的な活動プランを検討します。一般社団法人となったことで、法人の財政基盤を強固にするための一歩を踏み出すとともに継続して強化することが要請されますが、中期的な活動計画を策定する方向で検討を進めていきます。
上述のようなことを推進するためにも、会員の皆様には引き続き今年も、静岡県人会活動への積極的なご参画とご支援をお願い致します。
一般社団法人 静岡県人会 理事長 森嶋正