カラオケ愛好会 開催報告

「平成28年夏のカラオケ会」を、平成28年8月6日(土)昼下がり、『カラオケ館 新橋本店』で開催しました。
参加者は計6名、今回は、本年7月県人会総会後の世話人交替から初回の開催となります。世話人を含め20名を対象に開催案内を発送するも、残念ながら6名の参加にとどまりました。
昔懐かしの歌から演歌、ポップス調の曲まで、ひとり5~6曲程度の歌唱と談話で大いに盛り上がりました。
次回以降に向けて、県人会のHPを利用し、事務局にも協力いただいて新規会員募集を呼びかけたいとおもいます。
ご一緒に愉しみませんか。
静岡県人会カラオケ愛好会
世話人 佐津川 吉秀
愛好会「オペラ鑑賞会」開催報告

今年は天候不順が続きましたが、それでも秋は深まり落葉舞う頃となりました。
県人会の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
愛好会「オペラ鑑賞会」では初秋の9月11日(日)、藤原歌劇団公演「カプレーティ家とモンテッキ家(ロメオとジュリエッタ)」(於 新国立劇場)を鑑賞しました。
この物語は皆さんご存知の悲恋物語で、作曲のベッリーニがこのオペラを作ったころのイタリア・ヴェローナは、騎士道盛んな時代! 貴族間の権力争いが激しく、その狭間で若い男女が家同士の抗争に巻き込まれてゆく・・・・
またこのオペラには、時代的な趣向もあってロメオは青年であるのに女性のメゾソプラノが演ずることになっている(例えばモーツアルト「フィガロの結婚」のケルビーノ役、又はRシュトラウス「ばらの騎士」のオクタヴィアン役など)。これはできるだけ軽やかな声で華麗で技術的な歌唱をするためとの意味もあるようですが、同性で歌うことになるため声質の難しさもあって、今回も苦労があったようです。


藤原歌劇団公演の舞台は簡素な舞台装置でしたが貴族の館として重厚に出来ていて、貴族達の衣装も立派! 抗争する貴族達の男声合唱もよく揃っていて力強く、物語をよく引き立て、引っぱっていました。
ロメオ、ジュリエッタ、ジュリエッタの父親、ジュリエッタの婚約者、医者(ジュリエッタの唯一の理解者)、各々の声もよく響いて役柄をしっかり演じ、物語を盛り上げて適役でした。ベッリーニ作曲、ルイージ・ダ・ポルト作のこのオペラは単なる悲恋物語に留まらず、時代背景の貴族社会を描いたことで若い2人の恋が成就しなかった哀れさがよくでていました。ドラマ性としてオペラとして楽しんでいただけたと思います。
近年、ベローナにはオペラ上演やジュリエッタの館を訪れる人も多くなり観光地として有名になっていると聞いています。
また、次回も、皆様に楽しんでいただけるオペラをご一緒に! と思っています。
ご参加いただき有難うございました。
静岡県人会 愛好会「オペラ鑑賞会」
世話人 平木章子
第11回歩こう会「等々力渓谷」報告

等々力不動明王院本堂前
この秋としては、久々の晴天に恵まれた10月2日(日曜日)、平均年齢はやや高めの12名が参加し、多摩川沿いから等々力渓谷を訪ねる歩こう会が、開催された。
田園都市線、二子玉川駅を10時にスタートし、旧堤防に残された玉川東陸門を通り過ぎ、青春時代に訪れた懐かしの遊園地跡に建つ高層ビルを仰ぎ、過ぎし日に思いを馳せつつ、旧堤防の上をそぞろ歩き、二子玉川公園にある世田谷区立初の回遊式日本庭園・帰真園の庭園を散策した。公演出口近くの芝地には、防災用の手押し井戸を備えたマンホールトイレ28個が設置されていた。

帰真園

マンホールトイレ
樹木が生い茂る上野毛自然公園への厳しく長い階段を上り、環状8号線沿いに住宅街に入る。秋の陽射しを浴び、金木犀の香りが漂う道をやや汗ばみながら進み、小道に入る。ゴルフ場跡地から命名されたゴルフ橋脇の階段を下りると、等々力渓谷のスタート地点になる。都心とも思えぬ渓谷沿いに森林浴を愉しみ、茶店・雪月花で冷汁粉等を味合った後、等々力不動明王院から東急線の等々力駅に向かった。約2時間の散策であった。近辺の“ざいもく家”で、充実した定食の昼食を満喫し、次回での再会を約し帰路についた。

等々力渓谷入り口

ざいもく屋定食
次回は、 紅葉だよりを参考にし、北鎌倉から鎌倉へ神社仏閣を訪ねる歩こう会を開催する予定である。
歩こう会世話人 森山慶雄