会長 新年挨拶
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
常日頃から、県人会活動にご協力をいただきまして誠に有難うございます。中でも、バーベキュー大会にご参加された皆様からは、熊本地震の災害義援金のご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
会の義援金と合わせて熊本県にお届けいたしました。
今後もできる範囲ではございますが社会貢献に努めてまいります。
今年は会として、さらなる活性化、会員数の増加、そしてバーベキュー大会のような世代間を超えた交流会など、同郷の皆様の心のよりどころとなるような活動を目標にしてまいります。
昨年を振り返りますと、国内外でいろいろなことがありました。
欧州での爆発テロ、英国のEU離脱の決定や次期アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利などは一般的には想定外の出来事でした。国内でも、熊本や鳥取の地震、北海道や東北での台風被害など、自然災害が多発し、我が国経済への影響が心配されます。
一方、北海道新幹線の開通、イチロー選手の日米通算最多安打、そしてリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックでの日本人の活躍などうれしい出来事もございました。
さて、今年の干支は「丁酉(ひのととり)」です。
酉年は取り込む!という言葉とかけて、商売に縁起の良い年だと言われていますので、会としてもこつこつと多くの会員を仲間に迎え入れられるよう努めてまいります。
また、「酉」という漢字は酒つぼを描いたもので、「酒」に関する字に使われてきました。収穫した作物から酒を抽出するという意味や、収穫できる状態であることから「実る」ということも表しますので、県人会が今年はますます発展することを願ってやみません。
最後に、新年にあたり会員の皆様のご健康とご多幸をお祈りします。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
一般社団法人 静岡県人会 会長 川合正矩
理事長 新年挨拶
会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
世界は不確実性を高める様々なイベントが発生しています。イギリスのEU離脱の国民投票結果、アメリカでのトランプ大統領の誕生、イタリアの首相交代等ポピュリズムが浸透し、新自由主義による経済のひずみが、各地で予想もしない結果をもたらしています。わが国でも、アベノミックスの限界が表れ始め、次の施策がどの様にあるべきかが人々の関心事となっています。今まで行ってきたことを繰り返すだけでは、組織も長く存続を確実にすることができない時代になっています。
親睦団体である(一社)静岡県人会としても、皆様が集い・交流を図る機会をできるだけ多くすることに努めますが、それを支える財政基盤の強化を図らなければ、将来展望が開けない状態にあります。会員の皆様の声を聞きながら、(一社)静岡県人会の今後の活動の方向性を定め、異なる観点から新しいことを実行することが求められています。今年度は、会員の皆様への交信を(一社)静岡県人会ホームページやフェースブック中心に変更し、その充実を図ろうとしています。各年代の会員の中で、活動の中心となっていただける方々をより多くすることによって、様々な活動の継続性・多様性を確保することが課題ですが、その方向に向けた継続した努力を重ねています。財政基盤の強化に必須の会員増強のための戦略的な活動プランを企画し、実行に踏みだすことにします。単純な答えはありませんので、試行錯誤を繰り返しながら、前に進む道を探し当てたいと思います。
以上のようなことを推進するためにも、会員の皆様には引き続き今年も、(一社)静岡県人会活動への積極的なご参画とご支援を、よろしくお願い致します。
一般社団法人 静岡県人会 理事長 森嶋正