会長 新年挨拶
新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては穏やかな新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
さて昨今の国際情勢ですがロシアのウクライナ侵攻開始からこの2月24日で丸2年となりますが未だ停戦のきっかけさえつかめておりません。
又、昨年10月7日にはパレスチナ暫定自治区のガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが突如イスラエルを攻撃開始、これに応戦する形でイスラエル側もガザ地区へ侵攻し多数の民間人が犠牲となっております。
本来であれば即座に仲裁に入るべき国連の安全保障理事会は全く機能しておりません。
それぞれの戦争が早く終結に向かうことを願うばかりであります。
一方コロナ禍で落ち込んでしまった我が国の経済ですが引き続き地政学的な理由や、円安の影響による燃料の高騰、原材料の値上げなどによる物価高騰が企業の業績や家計を圧迫しております。この傾向は今年も続くと予想されております。
さて今年は辰年、しかも甲辰(きのえたつ)です。辰年は十二支の中で唯一架空の生き物です。十二支に辰年が入った理由は諸説ありますが1つの説は中国では辰は非常に縁起の良い生き物であり権力を意味する動物とされております。又、「甲」は草木が勢いよく成長していく年とされております。過去の「甲辰」年の大きな出来事の一つは1964年の東京オリンピックがあげられます。その後の日本経済の伸展は皆様がご承知の通りです。
昨年は「卯」で飛躍の年でしたので今年は更に成長をする年となることを期待し、又我が静岡県人会も活発な活動を増やし更に成長して参りたいと考えております。皆様方のご協力の程宜しくお願い致します。
当法人も今年で創立130周年を迎えます。まずは既にご案内の通り2月14日(水)に新年祝賀交流会を開催致しますのでご家族、ご友人等多数ご同伴頂ければ幸いです。
皆様との再会を楽しみにしております。
一般社団法人 静岡県人会 会長 川合正矩
理事長 新年挨拶
会員の皆様新年明けましておめでとうございます。
昨年は飛躍の年と言われておりましたが皆様の生活の中での実感は如何でしたでしょうか。
ヨーロッパでは新たにイスラエルとパレスチナの戦争が勃発しており、連日民間人の犠牲者の報道が続いております。又、日本の最大の貿易相手国である中国ではコロナ禍のロックダウンなどの影響から不動産バブル崩壊が深刻化しております。そして不動産開発大手企業が倒産するだけではなく住宅投資を行った一般市民が投資額の返済を受けられないというような大変な報道もあり、かなり混乱している様子です。これらの状況から中国経済は低迷しており年間目標数値の達成が危ぶまれております。移動制限が緩和されて日本に来られる旅行者が大幅に増加すると期待されましたが、中国政府が日本からの水産物を輸入禁止措置としたことなどが影響し、訪日旅行者数は予想よりも下回っております。しかしながら欧米からの日本訪問者は大幅に増加し全体としてコロナ禍以前の数字よりも増えた模様です。海外からの旅行者は大都市での「物消費」から「コト消費」に代わり日本の文化、伝統を求めて地方を訪問する方が増えているようです。静岡県への訪問者が飛躍的に増加することを願っております。
さて我が静岡県人会もコロナ禍を乗り越えて愛好会活動もゴルフ愛好会の他にオペラ愛好会、カラオケ愛好会なども何年振りかの開催となっております。
当法人は本年創立130年の節目の年となります。今後とも皆様方のご参画をお待ちしております。
一般社団法人 静岡県人会 理事長 植松榮