ふじのくに交流会 平成24年11月27日(火) 17時30分開会
於 ロイヤルパークホテル
都心も紅葉に彩られた晩秋の夕べ、ふじのくに交流会が開催された。各界で活躍する静岡県出身者、関係者が400余名参加し、故郷への思いを共有し、盛会であった。


第一部は、川勝県知事とモンゴル駐日特命全権大使のフレルバータル氏との日本語での対談であった。フレルバータル氏は少年時代から日本に関心をもち、将来、日本と関係する仕事に就きたという願いを達成すべく、努力を重ね、その願いを実現された方であった。「若き日の最初の来日で観た日本国の状況は、モンゴルで言う“耳と目との間には指4本の開きがある”の驚きであった」と言う。「日本の諺では、百聞は一見に如かず、でしょうか」と思い出を語られ、さらに、「日本とモンゴルは東アジアの中で見本となる外交関係にあり、この関係は維持しなければならない。」と述べられた。故小渕総理とも親交があり、懐かしい“ブッチフォン”も受信されたと言う。
県知事は「モンゴルの資源豊富で将来性のあるドルノゴビ県と静岡県とは友好協定を締結しており、地方同士の交流を緊密にし、若い技術者や学生同士の交流をより活発に行いたい。」という。高校生の留学は既に行われているそうだ。
第2部会場には、県の産業、特産物、名物、観光などを宣伝紹介する多数のブースが設けられており、参加者は我が静岡の多くの情報収集を楽しむことができた。

乾杯の音頭を託された川合会長は、声高らかに静岡県人会を紹介して下さり、県政PRコーナーには、当県人会ブースも設けられ、参加した数名の役員は会員の拡大に努めたことは言うまでもない。このコーナーでの、伊豆半島ジオパークの岩石をモデルにしたケーキ類は興味深く、食したいと思ったが、南伊豆町ユウスゲ公園の売店に行かねばならないようだった。
県産食材を使ったホテルの料理の他、ご当地グルメコーナーでは、愛鷹牛のメンチカツ、浜松餃子、富士宮やきそば、里芋等々に舌鼓を打ち、ヴァイオレットのスパークイングワイン、多種の日本酒・ビール・ワインなど県産のお酒類を楽しませていただき、県の発展と互いの健康を願い、再会を口にして散会となった。




(文責 総務 中村)