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2014/11/05
第12回「德川賞」授与式

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第12回「德川賞」授与式

第12回「德川賞」授与式・著者講演・及びレセプションが11月3日、霞が関ビル内にて、厳粛なうちに盛大に開催されました。
「德川賞」は公益財団法人 德川記念財団が公益活動の一環として制定され、日本近世研究に貢献著しい優れた学術研究著作を表彰し、賞状並びに副賞として百万円が贈呈される栄誉ある賞です。


第12回「德川賞」第12回「德川賞」



◎第12回德川賞
『日本近世の行政と地域社会』 古村 豊雄 著 (校舎書房)


德川宗家第十八代当主・德川恒孝様のご挨拶に引き続き、賞状と副賞が授与されました。


第12回「德川賞」第12回「德川賞」



德川賞の授与式に続いては、著者である熊本大学名誉教授の吉村豊雄氏による19世紀の熊本藩にまつわる大変興味深い内容の講演がありました。さらに、竹内評価委員長からは、最終選考では満場一致で吉村氏の受賞が決まったとの報告がありました。


第12回「德川賞」第12回「德川賞」



そして、授与式の席上、第11回「德川奨励賞」受賞者4名の紹介が併せて行われました。
「德川奨励賞」は日本近世史を専門として進まれる若手の研究者を奨励し支援する目的で制定されているものです。 

◎第11回「德川奨励賞」(五十音順)
小田 真裕(一橋大学大学院) 『近世後期における地域指導者層の学問受容』
谷戸 佑紀(皇學館大学大学院)『近世前期における神宮御師集団の基礎的研究』
松野 聡子(東洋大学大学院) 『近世在地修験と地域社会』
吉岡 誠也(中央大学大学院) 『幕末期開港場長崎の研究』


4名の受賞者の皆様は、それぞれに個性溢れた素晴らしいご挨拶をなさり、「この名誉ある受賞は自身の研究の大変な励みになる」と、口々に德川財団への感謝の気持ちを伝えられました。
日本の将来を担う清々しい若者たちの姿はとても頼もしく、さらなるご活躍が期待されます。


第12回「德川賞」



そして、世界的フラワーデザイナーの村松文彦先生のお花のプレゼントでスタートした和やかな雰囲気の中、祝宴が催され、出席者一同は美味しいお料理とお酒をいただきながら、楽しいお話の花を咲かせました。一般社団法人 静岡県人会関係者もお祝いに参上いたしました。ありがとうございました。


第12回「德川賞」第12回「德川賞」

 第12回「德川賞」

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