特集

温故知新
2015/01/01掲載
日本一のパワースポット「富士山本宮浅間大社」~富士宮市~

 

平成27年の幕開けは、「富士山‐信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録された「富士山本宮浅間大社」(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)をご紹介します。



富士山本宮浅間大社


富士山本宮浅間大社富士山本宮浅間大社



全国に約1300社ある浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られ、境内は広大で、本宮社地で約17,000m2になるほか、富士山の8合目以上の約385万m2も社地として所有しています。徳川家康公は、関ヶ原の戦いに勝利した御礼として、本殿・拝殿・楼門をはじめ30余棟を造営し、境内一円を整備されました。現在、本殿・拝殿・楼門等が残っており、本殿は「浅間造」という独特の神社建築様式として、国の重要文化財に指定されています。また、拝殿・楼門は県指定文化財となっています。本宮境内には富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、国の特別天然記念物に指定されています。



湧玉池

湧玉池

山宮浅間神社

山宮浅間神社


木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)を祭神に祀り、祭神にまつわる桜を神木として境内には約500本もの桜樹が奉納され、春には桜の名所として賑わいます。大神様が火の中で皇子を無事ご出産なされた故事から、家庭円満・安産・子安・水徳の神とされ、火難消除・安産・航海・漁業・農業・機織等の守護神として全国的な崇敬を集めています。また、古来より富士氏が大宮司を務め、「日本三大宮司」の1つに数えられ、社地は大宮・村山口登山道の起点に位置することもあり、登山を行う修験者からの崇敬も受けています。

古くより朝廷・武家からの崇敬が深く、前述の德川家康公のほかにも、歴代武将の事跡が多数あります。中でも特に篤い崇敬を寄せたのは、源頼朝・北条義時・武田信玄勝頼親子です。源頼朝公は、建久4年(1193)富士山麓において巻狩りを行った際、流鏑馬(やぶさめ)を奉納されました。現在、流鏑馬祭として伝えられています。



流鏑馬祭

流鏑馬祭

富士山頂上奥宮

富士山頂上奥宮


浅間大神の鎮める富士山は、気高く美しい山容で見るものすべてをひきつけ、人々のよりどころとなり、豊かな湧き水をもって山麓を潤し、多くの恵みをもたらしてきました。この日本一のパワースポットを参拝されて、運気アップの御祈願はいかがでしょうか?


アクセス

お参り後のお楽しみは、最近人気急上昇の「富士宮焼きそば」です。参道周辺には名店が軒を連ね、各店舗がそれぞれの個性を活かした自慢の味で、温かく迎えてくれます。




富士山本宮浅間大社

住所:〒418-0067
静岡県富士宮市宮町1-1
TEL 0544-27-2002
FAX0544-26-3762

ホームページ:

http://fuji-hongu.or.jp/sengen/




 

 

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