徳川家康公顕彰四百年記念事業(家康公四百年祭)
400th Anniversary of the Death of Tokugawa Ieyasu (Tokugawa Ieyasu 400)
今年は、静岡県にゆかりの深い徳川家康公が薨去されて400年という節目の年にあたります。静岡商工会議所では、德川宗家第十八代当主 德川恒孝様を会長、静岡・浜松・岡崎の3市長、3商工会議所会頭を副会長とする事業推進組織を設置し、現在様々な記念事業を進めております。
徳川時代の我が国では、人々は 国内の資源だけで生活し、あらゆるものをリサイクルするという循環型社会が構築されていました。また、対外的には 経済・文化交流を基軸とした平和外交、国内では軍縮政策が進められました。その結果、長い平和の時代がもたらされ、高度で洗練された文化発展の基盤となりました。
一方、現代に目を転じますと、世界は環境問題・経済問題などが深刻さを増しているほか、依然として領土問題や地域紛争が頻発し、多くの人々が厳しい状況下に置かれています。
私たちは、こうした困難な局面において人類の道標となるのが徳川時代の知恵ではないかと考えています。「徳川家康公顕彰四百年記念事業」を通じ、徳川時代の歴史的意義を国内外へ発信してまいります。
去る1月17日に静岡浅間神社で開催したオープニングセレモニーを皮切りに、12月26日の岡崎でのエンディングセレモニーまで、静岡県内をはじめ愛知・東京・京都など全国で数多くの事業が実施されます。
徳川家康公顕彰四百年記念事業のホームページで事業内容をご確認のうえ、ぜひご参加下さいますようお願い申し上げます。