創業1882年 カネサ鰹節商店
カネサ鰹節商店は、明治15年に本枯れの鰹節(田子節)と潮鰹(しおかつお:鰹の塩漬け)の製造元として創業しました。特に「味」にこだわり、先祖代々伝わってきた製法を元に田子節や潮鰹は作られています。田子節は、古来の焙乾製法「手火山式焙乾法」や6回以上のカビ付けと日干法を繰り返す発酵工程により鰹節本来の美味しさが凝縮した田子節が作られているのです。
こだわりの本枯れ節「田子節」が仕上がるまでには約半年の手間と時間がかけられております。
西伊豆田子地区のカツオの歴史はとても古く、約1300年前から盛んにカツオの加工が行われており、潮鰹の原型もその頃に作られたと言われています。この潮鰹(しおかつお)は、とても縁起の良い魚「正月魚:しょうがつよ」として西伊豆の田子地区では、お正月に神棚や玄関に吊るして飾り、商売繁盛や開運、豊漁、豊作、家族の繁栄をお祈りするのです。
現在では、カツオを1尾丸ごと塩漬けにした潮鰹(しおかつお)を作っている所は、世界中で西伊豆の田子地区に数店舗しかありません。この希少性と重要性から、2014年6月13日に「食の世界遺産」と言われる「Ark:味の箱舟」(スローフード協会:イタリア発祥)に登録されました。イタリアのフィレンツェの市庁舎で行われた「UMAMI」(うまみ)日本の和食の美味しさを紹介するセレモニーでも、田子節と潮鰹を多くのイタリアの方にご紹介と試食をさせて頂きました。
カネサ鰹節商店では、この美味しさと歴史や文化を伝える為に、鰹節の工場見学や鰹節体験なども行っており、多くの皆様にお越し頂き喜んで頂いております。(要連絡)また、ご要望頂ければ鰹節や潮鰹の講義なども出張でおこなっております。カネサ鰹節商店では、味にこだわり多くのカツオ製品が作り続けられています。
(本枯れの田子節・削り節各種・鰹のなまり節・鰹の塩辛・潮鰹・潮かつお切り身・潮かつお燻焼き(2014ふじのくに金賞)・かつお節屋の伝説ふりかけ・鰹色利(カツオエキス:日本最古の液体調味料)・ハラモのくんせい・かつお子)などを製造しております。
カネサ鰹節商店
田子節(本枯れ鰹節)・潮かつお 製造元
〒410-3515
静岡県賀茂郡西伊豆町田子600-1
TEL:0558-53-0016
FAX:0558-53-0044
ホームページ:
http://homepage2.nifty.com/kanesa16/
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