10年余の会社勤務から講談の世界に転職し、精進を重ねて真打に昇進された異色の講談師・田辺一邑さんをご紹介します。
その明るく前向きなお人柄がにじみ出る、温かい語り口には定評があります。
講談師「田辺一邑(たなべ いちゆう)」(浜松市)
浜松生まれ、浜松市やらまいか大使の講談師・田辺一邑です。
講談の醍醐味はなんといってもそのライヴ感です。是非一度ナマの講談を聞いてみてください。
静岡県浜松市現在の南区遠州灘海岸近くの生まれ。
大学卒業後10年以上システムエンジニアとして働いた後、大転身、1997年田辺一鶴に入門、講談師となりました。2009年真打昇進。
以後毎年浜松で開催している独演会では「浜松の偉人シリーズ」として郷土の偉人を講談に仕立て口演しています。 これまで手がけましたのは以下の方々
・山葉寅楠・古橋廣之進・松島十湖・高柳健次郎・福長浅雄・白井鐵造
今年も8月2日(日)に浜松市地域情報センターホールにて開催が決定。東京にオリンピックを誘致した田畑政治氏をとりあげます。
浜松だけでなく、県内他の地域の偉人も講談にして好評を得ております。
・依田勉三(松崎町)・松岡萬(藤枝)・豊田佐吉(湖西)など
昨年浜松交響楽団とのコラボレーションで語りを担当した「ペール・ギュント」「ハーリ・ヤーノシュ」では原稿も自作、世界に二つとない演奏を創りだしました。