小稲の虎舞（こいなのとらまい）南伊豆町

特集

2015/09/01掲載

小稲の虎舞（こいなのとらまい）南伊豆町

今月は、静岡県賀茂郡南伊豆町手石の西南に位置する旧小稲地区に伝承され、県の無形文化財に指定されている伝統芸能「小稲の虎舞」をご紹介します。

小稲の虎舞

来宮(きのみや)神社の祭典で奉納される「虎舞」は、江戸時代の劇作家、近松門左衛門が書いた「国(こく)姓爺(せんや)合戦(がっせん)」の一部を舞にしたもので、漢人「和藤内」が竹藪に差し掛かった時に大虎と出くわし、格闘の末、虎を生け捕りにし連れ帰るという筋書きです。
全国的にも珍しい舞で、豊年の年には竜も出て「竜虎の舞」が行われます。毎年旧暦8月14日の夜に行われています。

小稲の虎舞

『小稲の虎舞』
開催日時：2015年9月26日(土) 20:00頃
会場：静岡県賀茂郡南伊豆町　小稲海岸

〈アクセス〉
伊豆急行「伊豆急下田駅」から「石廊崎港口行」のバス約30分「小稲」下車、徒歩　
※お祭終了後は下田へのバス便がないのでご注意ください。

☆南伊豆町は、美味しい海の幸、美しい自然の宝庫です。9月20日から11月30日まで、「伊勢海老まつり」も開催されていますので、この機会にどうぞお運びください。

[伊勢海老まつり動画]　