落語家「林家ぼたん」
皆さん、こんにちは。静岡県浜松市出身の落語家、林家ぼたんです。
私ごとですが、皆様のおかげで今年3月21日より真打に昇進させていただきます。
落語界というのは3つの階級にわかれております。前座、二ツ目、真打です。
前座というのは、365日毎日師匠のうちへ行き、掃除やお使いなと師匠の家の用事をします。
また、都内には寄席という365日毎日落語や漫才、マジック、曲芸を披露している劇場があり、そこで出演者の先輩にお茶を出したり、着物をたたんだり、たまに落語も披露して生活しています。
これを3、4年続けますと二ツ目という位になり、師匠のうちへも毎日いかなくてよくなり、寄席も出番がある時だけ行けばよくなります。そして紋付の着物や羽織、袴が着られるようになります。
この二ツ目という位を7年から10年続け、寄席の席亭(オーナー)と協会から認められると、真打という位に昇格できます。
私は2002年3月1日に林家こん平に入門いたしました。それから2年したころ師匠が病に倒れました。それでも、林家一門の先輩方、師匠の家族、大師匠三平の女将さん、周りの皆様に助けられ、昇進決定の報を受けることができました。
女性の落語家はどんどん増えています。女性だから珍しいというだけではいけません。
お客様に喜んでいただける高座(パフォーマンス)ができるよう、一席を大切に務めたいです。
さて、真打昇進披露興行の日程が決まりましたのでお知らせいたします。
いずれも前売り2500円
ご興味のあります方は
hayashiyabotanyoyaku@gmail.com
までご連絡ください。
落語家「林家ぼたん」