特集

キラリ!静岡県人
2017/02/02掲載
ショコラティエ「土屋 公二(つちや こうじ)」(静岡市)

 

ショコラティエとは、チョコレートから様々なデザートやお菓子を作る職人で、世界ではちゃんとしたステータスがあります。

日本では、パティシエの一部としか理解されていませんでしたが、「失恋ショコラティエ」というコミックが出版されたり、TVドラマ化されることによって、ここ数年で一般の人にも職業として知られるようになりました。

そんなショコラティエの第一人者に、静岡市(旧清水市)出身の土屋公二さんが居ます。




土屋公二

土屋 公二(つちや こうじ)ショコラティエ


土屋公二さんは、静岡商業を卒業後、スーパーや洋菓子店で働き始めますが、「本場の高級菓子」を知りたい、という思いから、1982年にフランスに渡り、パリの有名ショコラトリー、パティスリーで6年間修業を積み、1987年に帰国します。

帰国後、東京のお菓子専門店でパティシエの仕事に就きますが、1990年ショコラティエに転身し、1998年38歳で独立し、1999年に渋谷に「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」というお店をオープンしました。









ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ



それからは、パティシエとしての経験に加え、持って生まれた大胆さにより、ショコラティエのコンクールで続々と入賞を果たします。

フランスでは“シャルルプルーストコンクール”に銀メダル、“アルパジョンコンクール”ピエスアーチィスティック銀メダルを2回、“アルパジョンコンクール”ショコラ部門4位となり、世界出場権獲得、等、ショコラティエとしての評価を高め、日本のショコラティエの第一人者に上り詰めます。
また、2016年にフランスで行われたチョコレートの祭典で、外国人ショコラティエ部門でCCCという最高賞を受賞しました。



受章の賞状を持つ土屋氏

受章の賞状を持つ土屋氏



最近では、「失恋ショコラティエ」の中で作られたチョコレートを再現して販売したり(写真上)セブンイレブンとの共同開発商品を出したり(写真下)、チョコレートの世界を広げています。



一世を風靡した失恋ショコラティエ

一世を風靡した失恋ショコラティエ



セブンイレブンとの共同開発商品

セブンイレブンとの共同開発商品



静岡から、このような名声を得たショコラティエが生まれたことは、静岡県人会としても誇りに思い、以下に、渋谷のお店とそこに陳列されているチョコレートを紹介いたします。
是非、世界に勇飛するショコラティエの作品をご堪能下さい。




ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ


東京都渋谷区富ヶ谷1-14-9 グリーンコアL渋谷 1F
Tel:03-5790-2181 Fax:03-5790-2182
営業時間 9:30 ~ 20:00
喫茶 9:30 ~ 19:30
年中無休(年末年始を除く)

http://www.theobroma.co.jp/cn36/cn37/pg129.html



取材協力:静商同窓会 関東支部

 

 

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