野田 万起子(のだ まきこ)
Human Delight株式会社 代表取締役社長
一般社団法人日本展示会協会 理事
(女性の活躍推進委員会 委員長)
国立大学法人静岡大学経営協議会委員
静岡市創生会議委員
《経歴紹介》
■昭和45年(1970年)8月 静岡県生まれ
■静岡雙葉学園 中等部高等部より、東京国際大学 経済学部 国際経済学科卒
米国オレゴン州TIUアメリカ校(WILLAMETTE大学内)卒
■平成 5年4月 株式会社ベンチャー・リンク 入社
■平成16年4月 同社(東証一部上場) 執行役員に就任
■平成22年4月 同社 取締役に就任
平成22年9月、株式会社ベンチャー・リンクは持ち株会社化し株式会社C&I Holdingsへ商号変更
■平成22年12月 Human Delight株式会社 設立
■平成23年3月 株式会社C&I HoldingsよりMEBOによる独立。
インクグロウ株式会社 代表取締役社長に就任
平成25年5月 一般社団法人日本展示会協会 理事に就任 (現任)
■平成29年2月 インクグロウ株式会社 取締役会長を経て退任
静岡市にて3人兄弟の長女に生まれる。
両親は共働きでしたが、祖母が母の子育てを手伝い、不自由なく高校までは地元静岡で育ちました。母は3人の子供に恵まれながらも、40年間公務員として仕事をしてきました。その母の影響からか、幼少時より「仕事は一生続けるもの」という仕事観・人生観が醸成されていたように思います。
大学進学は東京を選び、そのまま東京の会社に就職をすることになります。そして、28歳で結婚、翌年に長男を出産するも、仕事を続けることは当たり前となっていました。ところが現実は甘くはなく、東京で子育てをしながらの仕事は大変で周囲の協力なくしては続けられなかったと思います。
今思えば、当時の会社の考え方(男女平等、家族第一主義のかなり先進的な会社でした)、上司の理解、同僚のサポート、そして何よりも家族の協力と支援があり、好きなことをやらせて頂いてきたと感謝しかありません。
いつしか、多くの女性の部下から、仕事の仕方やライフプランについて相談を受けるようになり、ある意味「女性が仕事を続けて行くお手本」のようなポジションになっていきました。勿論、人ぞれぞれの考え方、環境がありますので、お手本はあくまでも「一例」にしか過ぎないのですが、時代と共に女性の仕事観が変化する中で、私の生き方を参考にしてくれた女性は多かったように思います。現在は、息子も高校生となり自立していきました。上場企業のグループからMBOをした会社も引継ぎ、いよいよ我が静岡の為に貢献すべく静岡で立ち上げたHuman Delightでこれからの事業展開を進めています。私は、男性・女性に関係なく、人として社会に貢献できる仕事を続けて行くことは、この資本主義日本に必要不可欠なことと考えます。
現在、私が進めていることは、①地方創生(地方から日本を元気に!全国の市町村を盛り上げるためのお手伝いです。)②ティーンエイジャーに向けた仕事観の醸成(これからの未来を創る子供たちが素晴らしい仕事ができますように。)③女性の活躍推進(特に静岡における女性の働き方の環境整備に着手します。)です。
テーマはいくつかに分かれますが、ゴールは「静岡の、そして日本の明るい未来のために!」私自身ができることを死ぬまでやり続けることができれば本望です。
《座右の銘》
『徳においては純真に、義務においては堅実に』
まっすぐに純真な心を養い、なすべきことは誠実に勇気をもって最後まで行うという意味です。
《好きな言葉》
『何があっても大丈夫』