特集

キラリ!静岡県人
2018/02/01掲載
ギネス記録に挑戦!田中宏和運動!

 

田中宏和運動

ギネス記録に挑戦!田中宏和運動!
田中宏和



私は牧之原市(旧榛原町)で生まれ、その榛原町でも田舎と呼ばれた場所で大学生まで過ごしました。その後、大学院進学を機に横浜市に引越し、大学院修了後は理化学研究所にて免疫の研究に従事しました。研究所での仕事は、最先端の研究ができる有意義な時間でもあり、世界のトップ研究者とも交流を持てる貴重な機会でした。充実した研究生活の一方で、日常生活に近く、研究成果がいち早く社会に還元できる仕事がしたいという気持ちが芽生え、約4年前に現在の製薬会社に転職しました。現在は、医薬品が適切な患者さんに適切に届くように、自分の研究背景を活かし、社員の医学薬学的な教育を行ったり、科学未来館での中高生向けの実験教室の講師などを行ったりしております。



仕事中写真



社会に出てからの生活は刺激の多い日々でしたが、その中でも特に強烈なものは、「田中宏和運動」という同姓同名+同漢字の集いに参加したことです。何気なく自分の名前をネットで検索した時に見つけた不思議な集団に興味を持ち、人を集めることを趣味としたこの会の発起人’ほぼ幹事の田中宏和’さんに連絡しました。私の最初の参加は、作詞も作曲も歌も田中宏和による”田中宏和のうた”の録音の日でした(こちらはYoutubeでご覧いただけます)。同姓同名で集まって歌の録音をすると連絡を受けた時には、田中宏和運動=怪しい集団という認識が成り立ちました(笑)。当然、その場にいた11人全員が同姓同名ですから、名刺交換が「田中宏和です。」の応酬で成り立っており、名前という自分の個性が消失した驚きを今でも覚えています。個人の特定が難しい私達はそれぞれのニックネームを持っており、居住地域、職業、趣味などを参考に命名されます。ちなみに、私は研究をしていたので‘理科の田中宏和’です。



田中宏和運動全国大会2017

田中宏和運動全国大会2017

田中宏和運動のホームページ

田中宏和運動のホームページ
http://www.tanakahirokazu.com/



「田中宏和運動」では、2017年10月28日(土)に全国各地の田中宏和さんが渋谷の会場に165名以上集まるというイベントを行い、ギネス記録に挑戦しました。当日は、複数のテレビ局や新聞社の取材が入り、「これ、素人の集会だよね?」と参加者同士で話しあったことを覚えています。結果、集まった人数は87人となりギネス更新には至りませんでしたが、ヤフーニュースのトップページにその記事が出た時には、想像以上の反響に「今日は平和な日なんだな~」と他人事のように感じていました。

姓名判断から考えれば、田中宏和の運命は同じになることになりますが、そうならない所が面白いところであり、姓名判断泣かせでもあります。年齢も職業も異なる人たちが名前だけが同じということがきっかけで、‘家族ではないけど他人とも思えない’といった不思議な感覚で集まれるって素敵な事だと感じています。宏和という親からもらった名前が自分の社会的な見聞や人とのつながりに大きく影響したことは、親に感謝したいことの1つです。これから先も、個性ってなんだろう?自分っていったい?ということを考えながら、田中宏和運動に参加し続けます。皆さんも同姓同名の方とお会いしてみてはいかがですか(笑)?



田中宏和運動全国大会2017がヤフーニュースのトップページに!

田中宏和運動全国大会2017がヤフーニュースのトップページに!

田中宏和Tシャツ

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