遠州の夏の夜の風物詩「遠州大念仏」
~念仏の旋律が夏の夜に響き渡る~
浜松市指定無形民俗文化財「遠州大念仏」は、初盆を迎えた家を訪れて、供養のために、庭先で大念仏を踊ります。
中世の踊り念仏が遊行僧や放下僧から伝えられ、1572年(元亀3年)の三方ヶ原の戦いで、犀ヶ崖(さいががけ)という深い谷底に落ちて戦死した武士たちの霊を慰めるため、徳川家康が僧に命じて始まったと言われています。
江戸時代には、約280の村々で大念仏が行われ、現在も41組が「遠州大念仏保存会」に所属し活動しています。
犀ヶ崖公園では、毎年7月15日に三方ヶ原の戦いの死者の供養として、遠州大念仏が行われます。
【開催日】令和7年7月15日(火)午後7時頃~
【場所】犀ヶ崖公園(浜松市中央区鹿谷町25-10)
【URL】https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/c-machi/culture_art/saigagake/s-dainenbutu.html