今回は、サッポロビール株式会社さんです。技術研究の中心である「静岡工場」が焼津にあります。「ビオトープ」があり、誰でも、訪れることができます。
サッポロビール株式会社は年初に『静岡が好きだから宣言」を発表いたしました。
宣言は、伝統・文化の継承、地域の安心安全、食との調和、スポーツ・観光支援への取組宣言、つまり、静岡県におけるサッポロビールとしての企業活動の根幹となる内容です。
さらに2月には静岡県、サッポロビール社・サッポロホールディング社と3社間での10項目にわたる包括提携協定を締結。静岡県が製造業者と包括提携協定を結んだ初の事例となりました。
※川勝知事には研究所・静岡工場をご視察いただきました。
そもそも、サッポロビールは、昭和55年竣工の静岡工場をはじめ、静岡県とは非常に密接なつながりがあります。その静岡県がより活性化するために、静岡県の強みとの相乗効果を生む活動をしたい。そして、その活動への宣言をすることで、私たちの活動を静岡県民の皆様にもっと目に見えるものにしていきたいと考えております。
その中で、宣言に基づき2月に発売された『静岡麦酒』は、静岡県出身者で開発から醸造までを行っており、味も静岡県民の方の声を反映させた商品です。
静岡県でしか飲めない樽生ビールとして当初の予定を大幅に上回る、約700件超の飲食店にてお取扱をいただいており、さらに増加の見込みです。「静岡麦酒」を通じ、単にビールの売り上げアップだけではなく、ご当地メニューとの相乗効果による店舗の売り上げ拡大や、地域限定としての名産品として、効果的な情報発信を行って参ります。
また、これまでビール、ワイン、焼酎、ノンアルコール中心の品揃えであったのが、バカルディ・ジャパンとの業務提携により、RTDや洋酒カテゴリーでもお客様との接点が拡大しております。この夏のイチオシはミント風味が特徴の「モヒート」です!
サッポロビールは、静岡県に根差した活動スローガンを掲げながら、お客様の乾杯がもっとおいしくなる取り組みを今後も継続します。