今回は、静岡県人会会員の石山喬社長の日本軽金属株式会社さんです。
120社のものづくり職人のネットワーク 「Shisaku.com」
日本製造業の底力を世界に魅せるため、また皆さまの「モノづくり」におけるさまざまなお悩みについて120社のモノづくり職人ネットワーク企業とともに「モノづくりのプロ集団」日本軽金属(株)Shisaku.comを設立し、試作品製造にお手伝いをさせていただきます。
日本の製造業は、家電や自動車、光学機器、半導体や重工業などで多くの産業分野において、世界最先端の技術と世界最高の品質を誇っています。その技術力の源泉に、中小企業の職人たちの熟練した技術があることは、意外に知られていないかもしれません。
日本軽金属(株)の社内にベンチャー組織、Shisaku.comは、そのような試作職人技術を保有する120社をネットワークし、大企業を始めとする多くの企業様から受注するあらゆる試作案件を、最高の仕事をする職人企業と一丸となり製品化するビジネスを行っています。いわば世界最高の開発部隊と世界最高の職人技を、結びつける事業です。
商品開発において、試作は非常に重要です。試作ができずに量産ができることはありえません。日本軽金属(株)Shisaku.comは削り、曲げ、溶接、叩き、絞り、測定、研磨、表面処理など、優れた技術を活かし、斬新なアイデアと機能性が結びついた商品を数々と実現してまいります。
大事なデータを災害から守る「コンテナデータセンター」
日本軽金属グループの日本フルハーフ(株)では、40年以上の製造実績をもつリーファー(温度管理)コンテナ製造技術を活用した「コンテナデータセンター」を開発しました。
東日本大震災の発生により、巨大な地震などの大規模災害発生時に、企業や自治体のデータセンターが被害を受けることにより事業活動や行政機能が滞在するといったリスクが注目されるようになりました。また、首都圏に集中する既存のデータセンターにおいては、電力供給が不足する状況への対応など、大規模災害によるシステムインフラの障害に対する企業の対策の見直しが喫緊の課題となっています。
コンテナデータセンターが既存の輸送インフラに適合したISO規格のコンテナフレームを採用し、空調・ラック・電源・消火設備・監視機能など、運用に必要な設備をコンテナに一体化して提供しています。高密閉、高断熱構造により、野外設置が可能な他、-20℃~+40℃の幅広い環境に対応可能です。移動先において最低限のインフラ環境があれば短時間での再稼働が可能となり、被災地へ移動することで迅速な復旧に貢献します。
また、ISO規格により、陸・海・鉄道輸送を活用できるため、輸送・設置コストを大幅に削減でき、空調効率が良いため、消費電力削減も可能です。
さらに、耐久性に優れ、軽くて強いアルミ素材を採用しているため、環境にも優しいです。
日本軽金属株式会社
住所:〒140-8628 東京都品川区東品川二丁目2番20号
電話番号:03-5461-9211
ホームページ:
http://www.nikkeikin.co.jp