木内建設株式会社は、大正10年(1921年)「木内組」を創業して以来、7年後には、創業100周年という大きな節目を迎えようとしている 静岡県に本社を置く、老舗総合建設会社でございます。
営業エリアは、東は首都圏から西は名古屋に至るまでをカバーしており、営業比率は、首都圏地区 50％、静岡地区他50％と東京中心に首都圏地区にも積極的に業務展開をしております。

静岡県内においては、県庁などの官庁物件をはじめ、サッカースタジアム、駅前などの都市開発事業、第二東名高速道路などの土木工事など静岡県のランドマークとなる建築物を数多く手掛け、また首都圏地区においては、数多くの大手デベロッパー様からのマンション建設や大規模ショッピングモールなどの受注をいただき、お客様の満足に応える企業、地域に貢献する企業として、日々邁進しております。

企画力 －街が変わる。木内が変える。
施主の意向を最大限に汲み上げ、そこに長年の経験により蓄積したデーターを反映させ、予算の範囲内で提示された要望を満たし、他社との差別化を図るプランを作成する。常に「仕事を創造する」という姿勢は、この企画力によって初めて可能となります。

開発力 －創造力で時代を創る。
自社工場を持つ全国でも数少ないゼネコン。そのメリットを最大限に活用するために開発された、主力商品のコンホーム。工期の短縮、コストダウンという画期的な成果をもたらし、その地位は揺るぎないものとなっています。企画・提案・設計・施工という基幹の流れをバックアップするために、デベロッパー機能や、仮設資材のリース、メンテナンス工事などの周辺関連事業への取り組みにもいち早く対応しています。

設計力 －デザインは文化である。
建物の目的と施主の希望を把握し、イメージする。どんな場合で使われるのか、どんな人が集うのか。これまで手掛けてきた多くの物件データーと、常にアンテナを張り巡らせて入手している最新情報をもとに、「これが木内建設だ」と言える快適な空間づくりに取り組み、施工現場にも足を運び、最終完成まで監理業務を行います。

施工力 －新しい物語づくりは、人の力を信じることから始まる。
図面に託されたメッセージを読み取り、建築物としてつくり上げる力。それが施工力です。クオリティの高い建物をめざして、ミリ単位の正確さを追求する施工現場では、施主の希望や設計者の意向を、いかに早くそして細部にまでわたり読み取りながら、三次元空間で表現しきれない部分を汲み取り、その上でより良い方法を選定いたします。最前線で得た鮮度の高い情報と、経験、そして知識が、最新の技術や工法と相まって、確実に現場を牽引していきます。

決められた工期内に、要求をすべて満たし、なおかつ安全に現場を維持管理して建物を完成させる。これもまた、施工力に由る重要な要素です。建設現場の施工は、すべて人の手作業によって進められます。大型クレーンやコンピューター内蔵の掘削機など、例え機械が導入される現場であってもそれを操作するのは「人」です。現場職員は作業員の掌握にはじまり、施主や設計者との意見調整、さらには周辺住民」への説明に至るなど、現場をあずかる担当者は名エンジニアであると同時に、名プロデューサーでもあります。木内建設が誇る施工力は、人の情熱に支えられています。

上記写真のような在来工法に加え、弊社事業の強みの一つとしてプレキャスト・コンクリート（PC）工法のメリットを生かした賃貸用中高層住宅「木内コンホームシリーズ」がございます。品質管理を徹底させた自社工場で生産される、高密度で高品質な PCパネル。この PCパネルを強固に接合させ、頑丈な賃貸用中高層住宅を組み上げるのが木内建設のコンホームシリーズです。その強さは、地震などの自然災害はもちろん、火災などの人災に対しても堅牢さを誇り、第二東名の橋梁工事にも採用されていることでも証明されています。

◆ 木内コンホーム ◆

高品質
コンクリートの特性として砂・水と混ぜ合せると同時に劣化がはじまり、遅くとも 2時間以内の施工が条件となります。木内建設の PCパネルは、同一敷地内のコンクリート工場から、直接 PCパネル工場へと搬送され、非常に高い密度と強度の製品が製造されます。

耐震性
高強度のPCパネルを強固に接合するPC工法は、壁式一体構造として面で地震エネルギーを分散。最新の耐震基準を大きくクリアーしています。5階建て実物実験では建築基準法が定める許容応力度の約 7倍の水平荷重に耐えられることが実証されています。

遮音性
PCパネルは、水セメント比を厳密に管理した、非常に密度の高いコンクリートを使用しています。そのため、ALCパネルや木質系パネルでは得られない、高い遮音性を実現。外部からの騒音の通過や、隣人への生活音漏れを防ぎます。

耐火性・耐久性
万が一、室内火災が発生時にも、隣接する部屋への延焼を防ぎます。その耐火性能は 2時間以上をクリアー。火災保険も節約でき、賃貸経営におけるメリットも大きくなります。また、建物の修繕といったランニングコストも高品質 PCパネルにより、数十年にわたりその価値を変えることなく次代へと繋ぎます。

エコロジー・エコノミー
PCパネル設計時にサッシの窓枠、電気配線、配管の取り回しなどを全て組み込み、パネル一体で生産されるため、現場での組上げや、内装の工期の大幅な短縮が可能。また現場での作業が少ないので、近隣への騒音・振動を最小限に抑えることができます。

なお、工場生産品である PC工法の採用は、在来工法の一部にも取り入れられ、昨今の建設業界における労働者不足による価格高騰、工期の遅れ、品質低下などに対して、有効な改善策として益々注目されております。

＜ 創業 100周年をむかえるにあたり ＞
大きな節目となる創業 100周年を 7年後に控え、この間にも、東京オリンピックの開催やリニア開通への準備工事など、刻一刻と我々を取り巻く環境は変わり続け、建設業界に求められることも多種多様に変化しております。私たちは、常に時代の最先端に立ち、お客様のニーズを満たす企業、地域に貢献する企業に成長するため、「チーム木内」の名のもと、社員一人ひとりがプロフェッショナルとしての自覚を持ちながら、これまで培われた技術力・組織力・チャレンジ精神を発揮し、皆様方の信頼と満足を得る企業に発展していくことを目指します。

木内建設株式式会社

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